お手軽にGoogle Mapsの地図を張り付ける方法(携帯電話でも表示できる)という記事でGoogle Static Maps APIの紹介をしたが、Official Google Maps API Blog: Static Maps Have Never Looked This Good!によると、Google Static Maps APIに新機能が加わったようだ。
追加されたパラメータ
http://maps.google.com/staticmap?parameters
Google Static Maps APIはparameters部分に位置情報やサイズ、マーカー情報を指定するだけでGoogleマップの地図を表示できるので大変簡単だ。APIの基本的な使い方はお手軽にGoogle Mapsの地図を張り付ける方法(携帯電話でも表示できる)を見るか、Googleのオフィシャルなドキュメントを参照してほしい。ここでは追加されたパラメータを見てみよう。
- markers
- 地図上にマーカーを配置するパラメータで、追加されたのはサイズとカラーである。sizeにはtiny, mid, smallの3種類に加えて何も指定しないデフォルトが指定できる。colorにはblack, brown, green, purple, yellow, blue, gray, orange, red, whiteの8種類が指定できるようになった。なお、マーカーに表示できるアルファベットの文字はマーカーサイズがmidかデフォルトの時だけで、tinyとsmallでは表示されないようだ。
マーカーを指定するには、markers={latitude},{longitude},{size}{color}{alpha-character}のようにする。サイズ、カラー、アルファベットが連続して指定されるのがポイントだ。
CODE:
-
<img src="http://maps.google.com/staticmap?center=35.658517,139.701334&markers=35.658517,139.699334,tinyblack|35.658517,139.700334,smallpurple|35.658517,139.701334,midorangeo|35.658517,139.702334,whitew&zoom=16&size=512x150&key=ABQIAAAAT--ITJplvWF-DcJffBzSbRSfMB8pWqvvd1FJvhYen9GdTdnNKxTEhHNPV0XPH4pg0Hidf6yKctNiLA" width="512" height="150" class="imageframe" alt="Google Static Mapsサンプル マーカー表示" />

- path
- パスを指定する。パスは、path=pathColorType:pathColorValue,weight:pathWeight|pathPoint1|pathPoint2|pathPoint3|... ように指定し、最初に色と太さを指定した後、ポイントの座標を順番に指定する。パスのポイントは、|(パイプ、%7C )で区切る。pathColorTypeには2通りあって、rgbとrgbaがある。rgbは透明度が50%になっている。rgbaで透明度を変更するには末尾の2文字を変えるといい。100%:ff、80%:cc、60%:99、50%:80、40%:66、20%:33といった具合だ。太さの単位はピクセルだ。ポイントは50個まで打てる。
- 青く細い線、透明度50%: path=rgb:0x0000ff,weight:1
- 赤い線: path=rgba:0xff0000ff,weight:5
- 黒く太い線: path=rgba:0xffffffff,weight:10
CODE:
-
<img src="http://maps.google.com/staticmap?path=rgba:0x0000ffff,weight:5|35.681099,139.767084|35.682172,139.762251|35.67506,139.759676|35.677858,139.753443|35.676228,139.74678&size=512x150&key=ABQIAAAAT--ITJplvWF-DcJffBzSbRSfMB8pWqvvd1FJvhYen9GdTdnNKxTEhHNPV0XPH4pg0Hidf6yKctNiLA" width="512" height="150" class="imageframe" alt="Google Static Mapsサンプル パス表示" />
- format
- 画像のフォーマット形式を決める。デフォルトではgifだが、jpg、png(32bit)も指定できる。formatの値は、gif, jpg, png32となる。例: format=jpg
- hl
- マップ上のラベル言語を指定する。hlに指定できるのは英語ならen、日本語ならjaなどのようなISO639に準拠した2文字の言語コードのようだ。しかしながら地図がその言語に対応していないと意味がない。下の例はhl=enを指定して、英語表記にしてみた例だ。
CODE:
-
<img src="http://maps.google.com/staticmap?center=35.681099,139.767084&hl=en&zoom=6&size=512x150&key=ABQIAAAAT--ITJplvWF-DcJffBzSbRSfMB8pWqvvd1FJvhYen9GdTdnNKxTEhHNPV0XPH4pg0Hidf6yKctNiLA" width="512" height="150" class="imageframe" alt="Google Static Mapsサンプル 英語表示" />
以上、簡単ではあるがパワーアップしたGoogle Static Maps APIの新機能を見てみた。1000ユニーク画像という制限はあるものの、なかなか自由度も増してきたので利用してみるのもいいかもしれない。しかしながら、座標の指定方法やパスの指定がなかなか大変だ。GoogleによってStatic Map Wizard(IEでは動かない)が公開されてはいるがなかなか面倒だ。できればGoogle Static Maps API専用のWordPressプラグインがあるとよいのだが。
WordPress 2.5の新機能としてギャラリーが追加された。ギャラリーを利用すると[gallery]というコードを投稿欄に入力するだけで簡単に画像一覧ページを作成することができる。

複数の画像を一度にアップロードすることを可能にしたフラッシュアップローダーや、サムネイルサイズの設定変更可能などの機能追加がギャラリーの下支えをしているだろう。
フラッシュアップローダーにはIEのバグがあり、IEでのフラッシュアップローダー(メディアアップロード機能)の不具合を修正するに詳しく書いたので参照してほしい。サムネイルサイズの設定変更は、「設定 - その他の設定」で行うことができる。「サムネイルを実寸法にトリミングする 」をチェックしておけば、画像サイズの比に合わせて縮小されることはなくなる。

今回はこの新機能ギャラリーの使い方を解説しよう。ギャラリーを使用するには、投稿やページ作成画面で画像をアップロードした後に、投稿欄に[gallery]というショートコードを追加するだけだ。
WordPress 2.5からはShortcode APIが追加されており、[gallery]もこのショートコードの一つである。Shotcode APIについてはWordPressのCodexを見てほしい。
さて、[gallery]には様々なオプションを指定することができる。以下のような形式だ。
CODE:
-
[gallery option1="value1" option2="value2"]
基本オプション
- columns
画像を何列表示にするか指定する。デフォルトは3列。自動的に行替するコードを挿入する。4列表示にするには以下のように入力する。
- id
投稿IDを指定する。デフォルトでは投稿IDを指定せず、現在の投稿(ページ)に関連付けられた画像を表示する。投稿IDが123に関連付けてアップロードされた画像を表示するには以下のように入力する。
- size
表示する画像サイズを指定する。画像サイズには"thumbnail"、"medium"、"full"の三種類が指定できる。デフォルトは"thumbnail"になっている。中くらいの大きさの画像を一覧で表示させるには以下のようにする。
上級オプション
- orderby
サムネイルの表示順序を変更する。デフォルトは、"menu_order ASC, ID ASC"である。ASCは昇順、DESCは降順である。
- itemtag
ギャラリーの画像とキャプションのタグを囲むXHTMLタグを指定する。デフォルトは、"dl"である。
- icontag
ギャラリーの画像を囲むXHTMLタグを指定する。デフォルトは、"dt"である。
- captiontag
ギャラリーのキャプションを囲むXHTMLタグを指定する。デフォルトは、"dd"である。
CODE:
-
[gallery itemtag="div" icontag="span" captiontag="p" orderby="menu_order ASC, ID ASC"]
[gallery]という簡単なショートコードを入力するだけで簡単に画像一覧表示をさせることができるということがわかったと思う。しかし、実際に使ってみると画像表示がいまいち格好良くない。次回、ギャラリーを拡張して、Lightbox表示できるようにカスタマイズしたプラグインをご紹介しようと思う。
追記:[gallery]を拡張し、Lightbox表示に変更するプラグインを作成した。Lightbox Gallery Pluginである。フォトログや写真アルバムサイトを構築予定の方はぜひ使ってみてほしい。
今回はWordPressに限った話ではないが、地図をウェブサイト上に表示する一つの方法についてである。企業サイト・商用ホームページを作成していると、会社やお店の位置を表す地図を載せたい場面というのは結構あるはずだ。地図を載せる方法としては、イラストレーターなどで独自に描いた地図、Google Maps APIやYahoo Maps APIなどのAPIを利用した地図が一般的だろう。ここで紹介するのは、Google Mapsの地図を使った方法だが、APIを一切使わずに、<img>タグだけで自由に地図を張り付けることができる方法だ。
まずは次の地図を見てほしい。これは見慣れたGoogle Mapsだが、<img>タグで読み込んでおり、JavaScriptを一切使用していない。そのため、携帯電話でもGoogle Mapsの地図を表示できる。また静的に読み込むため、各種APIを使用してJavaScriptを使うよりも、表示されるまでの時間がかなり短いはずだ。

これは、Google Static Maps APIを使用して実現している。この<img>タグのコードを見てみよう。たった1行のコードでGoogle Mapsをサイト上に表示できてしまうのだ。静的に読み込んでいるので通常のGoogle Mapsのようにぐりぐり動かすことはできないので注意してほしい。
CODE:
-
<img src="http://maps.google.com/staticmap?center=35.658517,139.701334&markers=35.658517,139.701334,redc&zoom=16&size=512x300&key=ABQIAAAAT--ITJplvWF-DcJffBzSbRSfMB8pWqvvd1FJvhYen9GdTdnNKxTEhHNPV0XPH4pg0Hidf6yKctNiLA" width="512" height="300" class="imageframe" alt="Google Static Mapsサンプル" />
さて、ここからどのようにしてこのGoogle Static Maps APIを使うか簡単に見てみよう。まずはじめに、Google Static Maps APIを利用するためには、Google Maps API Keyが必要になるので取得してほしい。サイトのURLを入力するだけで無料で取得できる。
パラメータ
http://maps.google.com/staticmap?parameters
parametersの部分に位置情報やサイズ、マーカー情報を指定することになる。パラメータは&でつなぐ。使用できるパラメータは以下のとおり。
- center
- 必須。中央の座標。緯度・経度を指定する。,(カンマ)で区切る。例:center=35.658517,139.701334
- zoom
- 必須。ズームレベルを指定する。値は0~19の間。例:zoom=16
- size
- 必須。地図のサイズを指定する。値はwidthxheightで、指定できる地図の最大の大きさは512x512である。例:size=512x300
- maptype
- オプション。地図の表示タイプを指定できる。値はroadmapとmobileの2種で、roadmapがデフォルト。roadmapは通常の地図で、mobileは携帯用に見やすくしたもの。例:maptype=roadmap
- markers
- オプション。マーカーを地図上に配置する。マーカーを指定すると、centerやzoomは指定しなくてもよい。緯度・経度・マーカーの色(red,blue,green)・マーカーの文字(a-z)を指定できる。複数のマーカーを指定するときは、|(パイプ、%7C )で区切る。例:markers=35.658517,139.701334,redc
- key
- 必須。Google Maps API Keyで取得したキーを指定する。
座標の指定方法
このGoogle Static Maps APIで一番面倒なのが、緯度経度の座標を指定するところだろう。緯度経度の座標はGoogle マップやGeocoding.jpで見つけることができる。
Google マップの場合、Google マップで表示させたい地図の位置に中心座標を動かし、地図の右上にある、「このページのリンク」をクリックするとiframeでの埋め込み用のタグが出てくる。このタグの中に「ll=35.658517,139.701334」と指定してあるところがあるのでこの数字をそのままcenter、もしくはmarkersに張り付ける。Geocoding.jpでは住所を入力して地図を表示し、ポップアップの吹き出しに表示されている座標をコピペするといいだろう。
マーカーを表示する。
マーカーを地図上に表示するにはcenterと同様、緯度、経度を指定する。加えて、マーカーの色や文字を指定できる。下の地図はマーカーをとりあえずいっぱい並べてみたものだ。centerやzoomを指定しなければ、下のように複数マーカーを指定した場合、自動的に各マーカー間の中心座標に合わせて最適なサイズで地図を返してくれる。

制限事項
一日に読み込むことができるのは1000ユニーク画像という制限がある。Geocodingなどを使って動的に地図を読み込んだりすると、場合によってはこの制限に引っ掛かるのかもしれないが、一般的には問題ないと思う。
まとめ
さて、Google Static Maps APIを使用した、お手軽にGoogle Mapsの地図を張り付ける方法(携帯電話でも表示できる)を簡単にご紹介したが、Google Static Maps APIの詳しい説明は、マニュアルであるGoogle Static Maps API - Google Codeを参照してほしい。また、今回の内容は、Official Google Maps API Blogで知ったものだ。地図を作成する方法として、Static Map Wizardというものも紹介されている(IEでは動かないかも)。
静的にGoogle Mapsを使用できる利点は簡単に地図が作成できるということに加えて、JavaScriptが動かない環境、つまりは携帯電話でも表示できる点にあると思う。携帯電話で地図を表示しようと思うと、どうしても地図専用のサイトへのリンクを張るということが多かったと思うが、これで自分のサイト上に地図を載せることができるはずだ。
今回は特にWordPressに関係がない話だったが、WordPressでGoogle Maps APIを使用して地図を表示することができるプラグインもあるようだ。使用したことはないが、Lightweight Google Mapsなどのプラグインを使用すれば、ぐりぐり動かせる地図を簡単に作成することができるのではないだろうか。使用目的に応じて、地図を表示する手段を知っておくという意味で、今回のGoogle Static Maps APIは押さえておきたいところだ。
[追記] Google Static Maps APIの新機能が搭載されたので、Google Static Maps APIの機能が拡張(パスを表示可能に) で、拡張された機能をまとめてみたので参照してほしい。

WordPress本体のインストールが終了し、WordPressの初期設定も無事に終わったら、プラグインをインストールしていこう。WordPressの特徴の一つが、プラグインによる拡張性だが、企業ウェブサイト・商用ホームページに仕上げていくにはプラグインを有効に使う必要がある。
さまざまなプラグインをWordPressで企業ウェブサイト作成・商用ホームページ制作 WordPress Go Goでは紹介してきたが、WordPress本体のインストールが終了したらプラグインはまとめてインストールしてしまおう。企業サイトに必要となるプラグインはだいたい毎回同じなので、プラグインファイルをダウンロード・展開し、まとめてアップロード・有効化をしてしまうのが簡単だろう。ここではこれまでに紹介してきたプラグインをジャンル毎にまとめてみようと思う。インストール方法やプラグインの詳しい説明はそれぞれのページを参照してほしい。
SPAM対策
管理画面カスタマイズ
パーマリンク関連
アクセス解析・バックアップ・メンテナンス
SEO関連
ナビゲーション
ユーザービリティ向上
サイトマップ関連
お問い合わせフォーム
WordPressには優れたプラグインがたくさんあるのでぜひ活用したい。企業ウェブサイト・商用ホームページに必要なプラグインのインストールが済めばいよいよテーマファイルの編集である。このページは新しいプラグインが加わったり変更されたりしたら編集するのでぜひ参照するようにしてほしい。
追記:WordPress 2.5の登場で一部のプラグインで動作がおかしくなっているが、概ねプラグインを最新バージョンにすることで対応できる。小まめに更新情報を確認してプラグインを最新バージョンに保つようにするとよいだろう。
WordPressのインストールが済んだら、最低限の初期設定として、日付と時間の設定、パーマリンクの設定をする。
「設定」-「一般設定」を選択する。UTC (協定世界時)の日付と時間を確認し、現在時刻と差があれば変更する。日本のタイムゾーンはUTC との時差を「+9」にする。

「設定」-「パーマリンク設定」を表示し、「カスタム-以下に設定」を選択する。「カスタム構造」欄に設定するパーマリンク構造を入力する。使用できるパーマリンクタグはUsing Permalinks « WordPress Codexを参照する。
.htmlで終わるパーマリンクは「/%category%/%postname%.html」と設定する。%postname%には投稿スラッグが入る。そのため、投稿の際に忘れず設定する必要がある。(しかし、この設定だと、カテゴリのみを表示する際、URLの最後に「/」が入らない。カテゴリ表示はできれば「/」で終わりたいところなのだが。調査中。) --> パーマリンクのURLの末尾に/(スラッシュ)をつけるプラグイン Nice Trailingslashitを参照してほしい。

「ユーザー」-「あなたのプロフィール」を表示し、「ビジュアルエディタを使用する」のチェックをはずして、「ユーザーを更新」を押す。ビジュアルエディタだと、どうしても細かい入力ができないので、adminユーザーだけでもコードエディタで入力するのが好ましい。ついでに「ユーザーパスワードの更新」もやっておくといいだろう。

「設定」-「投稿設定」を表示し、「投稿入力欄の大きさ」をデフォルトの「10」から「30」に増やす。さすがにコードエディタが10行だと入力しづらいので行数を増やすといいだろう。ビジュアルエディタだとリアルタイムに枠(行数)を変更できるが、コードエディタはあらかじめ設定しておく必要がある。また、「:-) や :-P のような顔文字を画像に変換して表示する」や「不正にネスト化した XHTML を自動的に修正する」のチェックもはずしておく。色々と入力の邪魔をされる可能性があるため。ついでに、「更新情報サービス」のping先を削除しておくといいだろう。ウェブサイトが出来上がってから通知するようにした方が、作成過程を見られなくてすむだろう。

「設定」-「その他の設定」を表示し、「アップロードするファイルの保存場所」を「wp-content/uploads」に設定する。デフォルトはwp-content/uploadsと書いてありながら、実際の値は「wp-content」のままになってたりするので変更する。uploadsフォルダがwp-contentにない場合は作成しておこう。またパーミッションの設定もきちんと行っておきたい。
WordPressをインストールする。まずは最新版のWordPressを入手する。
ここでは、WordPressオフィシャルサイトの日本語リソース入り WordPressをダウンロードする。ダウンロードしたファイルを解凍・展開する。企業ウェブサイトとしてWordPressを利用するので、展開されたファイルをすべてトップディレクトリにアップロードする。ファイル数が多いのでtelnetやsshのようにリモートコンソールでアクセスできる場合は、圧縮ファイルだけをアップロードして解凍した方が早い。
CODE:
-
unzip wordpress-2.2.2-ja.zip
すべてのアップロードがすんだら、アップロード先にブラウザでアクセスする。すると、下記のように「設定ファイル wp-config.php が見つかりません。」といった表示がされる。「設定ファイル wp-config.php はブラウザから生成することができます」をクリックして次の画面へ進む。

データベース情報(データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名)が必要といわれるので、一通り読んで、「次に進みましょう!」をクリック。

データベース情報を入力して、「作成する」をクリックする。

何も問題がなければ、「インストールの一部が完了しました」と表示される。続いて、「インストールを実行しましょう!」をクリック。

迷わず、「最初のステップ」をクリック。

「ブログタイトル」と「メールアドレス」を入力して、「2番目のステップへ」をクリック。「このブログを Google や Technorat などの検索エンジンに表示されるようにする。」はチェックを入れたままで問題ない。

これでインストールは終了。表示されるパスワードを忘れずにメモ。パスワードは先ほど入力したメールアドレスにも送られる。インストールはあっという間で、「もっと何か作業をしたかったですか ? がっかりさせてゴメンナサイ。これだけです ! :)」とあるくらい簡単なものだっただろう。

ログインをクリックして、ログイン名adminと先ほどのパスワードで問題なくログインできるか確認する。ここでの画面表示はWordPress MEのものとは若干異なるかもしれないが、基本的な流れは全く一緒である。

さて、ドメイン取得もかなり悩むと思うが、問題はサーバをどうするか、である。なかなか自社サーバを持つというのは難しいもので、セキュリティにも配慮しなければならず、現実的ではないかもしれない。となると、レンタルサーバを借りるなどのホスティングサービスを利用することになる。問題はそれをどこにするか、である。
一番自由度が高いのが、専用サーバであるが、月額数万円は覚悟しなければならない。その次にVPS(バーチャル・プライベート・サーバ Virtual private server)があり、1台のサーバに複数の仮想サーバを構築したもので月額一万円前後である。そして最もお手軽なのが共用サーバで数百円から数千円とサービスに応じて幅がある。アクセス数が相当数期待されるサイトであればVPS以上を検討すればよいが、一般的な企業ウェブサイト・商用ホームページであれば共用サーバでも十分である。問題は共用サーバをどこにするかだろう。
ホスティング比較サイトは多くあるので検索してみるのがよいと思うが、なかなか使ってみるまで実際のところはわからないものである。そこで、参考までに使ってみたいホスティングサービスを紹介する。
海外サーバでもよいなら、DreamHostがお勧めである。とにかく何でもできる。ドメインもデータベースも使い放題。容量も使い切るのが難しいくらいある。海外サーバで共用サーバなので多少もっさり感は否めないが、十分なコストパフォーマンスがあると思う。WordPressのオフィシャルサイトのHosting欄にもDreamHostは紹介されている。いろいろなところで公開されているpromo codeを入力すれば年間契約$119.40かかるところが、$22.4ですむ。「WORDPRESSGOGO」と入力していただければ97ドルの初期費用割引を受けられるので利用してほしい。詳しい契約方法は下記を参照してほしい。
サーバが準備できたらいよいよ次はWordPressのインストールである。
WordPressをインストールするには、PHPとMYSQLが動くサーバを用意しなければいけない。レンタルサーバのようなホスティングサービスを利用するもよし、自宅サーバで頑張るもよし。だが、企業ウェブサイト、商用ホームページとして運用するので、独自ドメインを取得することをお勧めする。独自ドメインというと、コストがかかってしまうと思いがちだが、最近はかなり安い。.com .net .orgのような基本的なドメインなら年間1000円程度で取得できる。独自ドメインで運用しない理由はないと言っていいだろう。
ホスティングサービスでもドメインの取得代行をやってくれるところは多いが、サーバの移転をする必要が出てくるとドメインの移管を行わなければならない。別に問題なく移管できる場合が多いが、できれば煩わしいことはしたくないので、ドメインの管理とサーバの管理は別にしたい。つまるところ、ネームサーバを指定する、もしくはDNSを自分で管理するということである。
さて、ドメインをどこで取るべきか。お勧めどころをあげてみる。
他にもあると思うが、ドメインは簡単に取得できるので、いいドメインを思いついたら迷わずとるようにしたい。
2002年頃からブームとなったブログによって、誰でも簡単にウェブサイトを持つことができ、簡単に情報発信をすることができるようになった。今では、企業もブログをやる必要があるといわれているくらいだ。しかし、企業のメインページがブログであってはならない。それはブログがあまりにも時間軸にしばられているからだ。企業のウェブサイトである以上、訪問者にきちんと情報を順序立てて、もしくは的確に情報を提供する必要がある。企業がブログをやるのは、ニュースリリースや企業の最新情報を更新していくのには最適であるからで、そのほかのページまでブログっぽくある必要はない。
さて、ブログと違って、企業ウェブサイトとはどのようなものか。思いつくものをあげてみる。
- 企業ウェブサイトは時系列にしばられない。更新時間や投稿時間を積極的に表示する必要はない。
- ナビゲーションがしっかりしている。きちんとメニューが分かれている。
- お問い合わせ、サイトマップ、会社概要、利用規約、プライバシーポリシーなど最低限の情報が明示してある。
- トップページが存在する。
上記のような点を踏まえれば、ブログではなく企業ウェブサイトとして機能するはずである。WordPressはブログシステムの一つであるが、紛れもなくCMS(コンテンツマネージメントシステム)である。そのため、WordPressを利用し、単なるブログサイトではなく、企業ウェブサイトとしてカスタマイズすることで、CMSとして管理・保守が容易に行えるようになる。問題はどのようにWordPressをカスタマイズしていくか、ということである。
WordPressのテーマは数多く公開されているが、企業ウェブサイトに適したテーマはあまりない。WordPressを利用して、ブログではなく企業ウェブサイトを構築するには、それらしいテーマを用意し、プラグインでWordPressを拡張する必要がある。このWordPressで企業ウェブサイト作成・商用ホームページ制作 WordPress Go Goではこのカスタマイズをどのように行えばいいかを試行錯誤しながら検討作成していく。
WordPressはブログシステムの一つだが、紛れもないCMS(コンテンツマネージメントシステム、コンテンツ管理システム)だ。WordPressをブログ構築に用いる場合が一般的だと思うが、WordPressを使って、企業ウェブサイト・商用ホームページを作成することは十分に可能である。このサイトでは、実際に企業ウェブサイトを構築する手順を追いながら、WordPressの関連の情報を蓄積していきたい。

WordPressの特徴をあげる。
- 導入が容易で、インストールや初期設定が簡単。
- 言語としてPHPとデータベースとしてMYSQLを使用している。
- ライセンスはGPLで、営利目的のサイト構築も問題ない。
- テーマという機能を使うと、サイトのデザインを簡単に変更できる。
- プラグインを利用することで機能拡張が容易である。
- 現在も積極的にバージョンアップが繰り返されており、将来も安心。
WordPressの他にMovable Typeがある。8月8日に出たMovable Type 4はより一層 CMS としての機能が充実したと聞くが、まだ試していないので近いうちに使ってみたい。Movable Typeの場合、個人利用は無料だが、商用利用は52,500円と高い。オープンソース版が秋に出るとのことなので、Movable Typeを使用するという選択肢も今後考えるべきだと思う。
しかしながら、PHPを多少知っていれば機能拡張をいくらでもやっていけるWordPressはお勧めである。また、Google Trendsに見られるように、世界的にMovable TypeよりもWordPressの需要(検索数)は圧倒的に多い。日本でも2006年末からWordPressがMovable Typeを上回っており、WordPressに対する期待は膨らんでいる。

Movable TypeとWordPressの検索数(世界)

Movable TypeとWordPressの検索数(日本)
何はともあれ、WordPressで企業ウェブサイト・商用ホームページを作ってみたいと思う。